Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

大炎上

28年ぶりにパーフェクトを達成。

続く試合でもあわやのパーフェクト目前で降板するも、

一気に注目を集める存在となった佐々木朗希選手。

快投がどこまで続くかが話題となった今日の試合の1回、

先頭打者の福田周平選手に初球を安打を許し、

「パーフェクト投球」は17回で止まった。

しかし、それ以上の話題を集めたのが2回のひと悶着。

球審の白井さんが険しい表情で、

マウンドの佐々木投手に詰め寄ったシーンだ。

投球後の佐々木投手の動きを、

「抗議」とみなしてのことだったようだが、

これが見事に大炎上。

その大半は球審の白井さんを批判するもの。

そして、佐々木投手を擁護し、

球審をなだめた松川捕手を称賛する内容だった。

その場面の動画を見た。

際どいコースをボール判定され、

さらに盗塁を許した佐々木投手は、

確かにマウンドから2、3歩、ホーム側へ降りている。

そして、詰め寄る球審を避けるように、

バックスクリーン方向へ振り返った彼の表情には、

不満や呆れの色があった。

おそらく、このシーンに至るまでに、

同じようなことが何度かあり、

佐々木投手も球審も、

同じようにフラストレーションを溜めていたのだと思う。

ストライクかボールの判定に対して抗議は許されない。

選手が抗議を示したのなら淡々と注意をし、

改善されなければ警告、退場にすれば良かったのでは?

ゲーム中の審判はある意味、絶対的な存在だ。

それに異論は無い。

一方、選手はベテランであろうと若手であろうと、

すべてが等しく公正な判定を受ける権利がある。

そして、競技に関わる者はいかなる状況にあっても、

誰かに暴力を振るったり威圧をしてはならない。

それがすべてのスポーツに共通するルールだ。

レフェリーや審判って、

その実現のために絶対的権限を持っているはず。

白井さん、ちょっとやりすぎじゃないかな。

ボクもそう思った。