仕事でのこと。
お客さまが使って下さっている機材が古くなり、
入れ替えのタイミング。
今春に社長が交代されたばかりなので、
しっかりPRしようと会議で話していた。
だが、その後、経過報告がなかったので、
担当者に確認した。
「リースの与信が通らなくて・・・」
「え? それで?」
「いや。そのままです」
ボクは溜息をこらえてリース会社に電話。
このままだと大切な顧客を他社に奪われるので、
ダメならリース会社を変更する旨を伝えた。
と、程なくして、与信を通すとの連絡。
「こういうのはオレの仕事なので、
放置しないですぐに声を掛けてね」
これは仕事における能力の高低差ではなく、
単純に役割の違い。
複数ある案件の一つとして捉えられていたものを、
企業間の取引そのものとして認識してもらった。
で、それはボクが言わなければ意味が無い。
「明日、さっそくPRして来て下さいね」
この案件は、すぐにまとまる。
そんな予感がしている。