東洋オンラインに掲載された記事を読んで、
なんだかとてもうれしくなった。
人類とコーヒーとのファーストコンタクトから現代に至るまでが、
実に分かりやすく丁寧に書かれている。
コーヒーそのもののおいしさを追求する側面と、
カフェが果たしてきた役割とその歴史にも触れられており、
実に読み応えがあった。
30年ほど前、ライターを始めてすぐの頃に、
喫茶店を特集する企画を会議に出し、
コテンパンにダメ出しされた挙句ボツにされた。
その2年ほど後、
会社のすぐそばに日本初のスタバがオープンした際に、
ボクの企画にダメ出しをした先輩たちが並んでいるのを見て、
笑いを堪え切れなかったのを今でも思い出す。
「カフェ(喫茶店)はその街を映す鏡。
良いカフェは、良い街にしか育たない」
断言まではしないが、
あながちハズレてはいないとも思う。
珍しく会社で昼ごはんを食べながら記事を読んでいて、
とびきりおいしいコーヒーが飲みたくなった。