金字塔。
初めて観たのは中2だったはず。
やせ我慢や虚勢で人生を棒に振ることもある年頃なのに、
その映画の恐怖にはまったく抗えなかった。
それから20年が過ぎ、
30代半ばとなったボクは、
ディレクターズカット版が上映されると知り、
懲りもせず映画館へ観に行った。
「あれから俺も数々の修羅場をくぐり抜けた。
もうビビったりしねぇ!」
自信満々だったが、
終わる頃には半泣きだった。
いつかリベンジを果たそうとDVDは買ったものの、
いまだに観られていない(笑)
「エクソシスト」とは、ボクにとってそういう映画だ。
故人のご冥福を心よりお祈りします。