大好きなYouTubeのチャンネルが、
一時休止するという。
「絶望ライン工」は今年で3周年を迎え、
登録者数が40万人を数える人気チャンネルだ。
40歳の独身。
工場で働く年収240万の非正規雇用。
婚活パーティーに参加するも惨敗続きで彼女もおらず、
古いアパートで柴犬と暮らす。
給与や賞与の明細書を公開し、
日頃の調理や晩酌の様子を晒し。
自らが置かれる状況に「絶望」する様を映し出している。
動画はほぼすべてがアフレコ。
ご自身でナレーションをされているのだが、
そのセリフには毒とユーモアが盛り込まれ、
随所に文学が香る。
きっと本を読むのが好きなのだろうと、
勝手に想像していたら、
読書を勧める動画がアップされ。
最近は「絶望ライン工 独身獄中記」と題して、
ダ・ヴィンチWebで連載を持つほどに。
(ボクはまだ読んで無いけどwww)
工場勤務をする前は作曲家として活動をされており、
時折、音楽家としての活動が紹介されるし、
動画内のBGMはご自身が作られた楽曲だと思われる。
溢れ出る才能はもちろん、
作曲家としての印税収入もあることから、
「ぜんぜん絶望ぢゃねぇ」との批判も多いようで、
「すべて幻であり、虚構です」とツイートする事態に。
人気が出たら出たでいろいろ大変だなぁと思っていた矢先、
動画更新はしばらくお休みとの告知。
とてもさみしいが、
単なる視聴者ながらもご苦労はうかがい知れ。
絶望ライン工さんが元気になられて、
また楽しい動画を配信してくださることを、
いつまでも待ってます。