ギブソンが破産申請をした。
「良いギターづくりに専念してほしい」
「多角経営で失敗。経営陣の責任は重い」
「ブランド名にあぐらかいた結果」
Yahoo!のヘッドラインには、
お決まりの「哀悼」コメントが並んでいる。
それらの思いや願いを否定はしないが、
コメントを書かれた方たちのうち、
いったい何人の方がギブソンのオーナーなのかと、
純粋に疑問を感じる。
その頃からギブソンはすでに「神」で、
できることなら一度はオーナーとして弾きたいと思ってきた。
「いつか、とかチキンなこと言ってないで、
サクッと買ったら良いじゃないすっか」
飲むたびにけしかけるKZKは、
ミュージシャンでありソングライターであり、
「テメェくらいうまきゃナニ持ってたって様になるけど、
オレ風情が持ったら世間様の笑い者だろーが」
「そういう人が多いから安いモデルとか作り始めて、
ダメなメーカーになって行っちゃうんですよ」
おっしゃる通りでした。ごめんなさい。
J-45、買おうかなぁ・・・。
「ビンテージとかじゃなく、新品ですよ!」
KZKの怒った顔がまぶたに浮かんだ。