一次会を終えての帰り道、
メーカー販社の担当者であるSKIさんと寄り道。
行きつけのバーの奥の席に座り、
仕事についてざっくばらんに話した。
考え方や問題点へのアプローチを含め、
簡単に答えが出せる事案など一つも無い。
ただ、会社の規模や立場に違いはあれど、
目指すべきものは同じ。
「難しくない問題は問題ですら無い。
だから、難しいんですよって口にしちゃダメだなって」
SKIさんはそうひとりごちて、
手元に目線を落とし、何度もうなずいた。
言葉にできない想いが、
ゆっくりとボクらを包んでいた。