小西康陽さんの音楽に憧れているのもあるが、
彼の書く文章が昔から好きだ。
ただ、彼が作る音楽や文章に対しては自分なりに条件がある。
それは、どちらも進んで買わないってこと。
小西さんが創り出すもののオシャレさは、
ボクのキャラや好みの主軸の対極にある。
だからこその照れ臭さに加えて、
小西作品って、偶然耳や目にした時の幸福感がスゴいから(笑)
照れ隠しの前置きが長くなったが、
先月に乗ったJALで思わず機内誌を写真に撮った。
いつも読んでる小西さんのコラムが、今回は特に素晴らしく。
http://www2.enekoshop.jp/shop/yoil/
「あぶらかだぶら」とのタイトルで落花生油について書いていて、
読むと同時に香りが思い浮かび買いたくなった。
その破壊力たるや「東京は夜の7時」レベル。
なんの工夫も無いのに、なぜかキャッチー。
偶然触れる小西マジックは、いまだにボクを魅了している。