岡江久美子さんが亡くなられた。
25年ほど前、
銀座の裏通りで岡江さんとすれ違ったことがある。
取り立てて着飾ってはおらず。
だが、もちろんとてもお美しく。
メガネや帽子もせずにお一人で歩かれていたので、
すれ違う少し前に軽く会釈をした。
と、岡江さんは笑顔でしっかりとボクの目を見て、
「こんにちは」と声を掛けて下さった。
その振る舞いがあまりにも自然で、
ドキッとするのも忘れ「こんにちは」と返してしまった。
ありきたりだが、
太陽のような方だなと思ったのを憶えている。
心から御冥福をお祈りします。