天パーなんです。
しかも、すごくうっすらとした。
で、モワったりクネったりするんです。
特に湿度が高いとスゲー微妙な感じになるんです。
なので、床屋へ行きました。
「いやー、いつにも増して、ですねぇ」
鏡の前に座ったボクの髪をあっちこっちにかき上げ、
なおさらモワらせクネらせて、
若旦那のNROちゃんは笑う。
「遊んでないでさっさと切りなさいよ」
ボクの声に母さんが反応する。
「あんたさ、もう少し手入れしたらどうだい。
ちょっとは男前になれるかもよ」
「もうね、少しくらい男前になっても意味ないから。
それに、この時期になると剃りたくなる」
「なに罰当たりなこと言ってんだい。
遊ばれるほど髪があること、親御さんに感謝しな」
ほぼいつも通りの戯言を交わしつつ、
約1時間ですっきりさっぱり。
気持ち良かった。