『死亡フラグが立ちました!』
『妖怪シェアハウス』
『恐怖新聞』
いま楽しみに観ている3本のドラマに共通点を感じている。
オカルト的な要素が盛り込まれているのだ。
ま、かなりのムリは承知で(笑)
『死亡フラグ〜』は死神の正体を追うジャーナリストが主人公の、
コメディ満載ミステリー。
『妖怪〜』は不運に見舞われ追い詰められた女性が、
妖怪とのドタバタ共同生活を通じて人生を切り拓く。
『恐怖新聞』は超真剣ホラー。
70年代に少年少女を恐怖のどん底に突き落とした、
名作マンガの実写版。
3本とも深夜ドラマ。
でも、この3本に限らず、最近の深夜ドラマってスゴい。
低予算っぷりがすべてにわたってヒシヒシと伝わる、
昔ながらのモノは皆無。
むしろ、その雰囲気を逆手に取った演出がなされ、
実力派や伸び盛りの俳優さんを上手に組み合わせたものが多い。
『死亡フラグ〜』では、
正真正銘の二枚目俳優である小関裕太くんと、
これまた天然三枚目の塚地武雅さんがマッチアップ。
『妖怪〜』では、
人気も実力も急上昇中の小芝風花ちゃんがヒロインを演じ、
脇を固める個性派揃いの俳優陣と彼女を、
お岩さん役の松本まりかさんがうまく繋げている。
『恐怖新聞』では、
『リング』で世界中を震撼させた中田秀夫さんが演出を担当。
今作のヒロインの母親役である黒木瞳さんは、
説明不要の大女優であると同時に、
『仄暗い水の底から』で中田さんとタッグを組んでおられる。
これって、かなりスゲーよな。