気づいたら会社の椅子で居眠り。
夢の中でボクは演芸場らしきところにおり。
平日の昼だからなのか、
がらんと空いた客席のほぼ中央に座り、
名も知らぬ噺家の、
しっとりとして、じんわりと笑える落語を聴いていた。
柔らかく暖かな声と、落ち着いて淀みない話しぶり。
落語素人のボクにさえ実力者であることが解る。
空間と声がとても心地よく、
目を閉じたまま居眠りしそうになったところで、
ハッとして目が醒めた。
演目はもちろん内容も思い出せないが、
なんとも言えないほんわかとした目覚めだった。
落語は何度か聴きに行ったが、演芸場は未体験。
せっかくだから浅草に行ってみたいなぁ。