それ、見たことか! などと上から目線で言うつもりはない。
だが、「やはり・・・」と思わずにもいられない。
先日、走ったばかりのオロフレ峠で、
バイク同士の死亡事故が起きてしまった。
Yahoo!ニュースのコメント欄には、
ライダーの速度違反を疑う書き込みが多く見られる。
確かにあの峠道において、
法定速度内での死亡事故は考えにくい。
ただ、法定速度で走っていても、
グルービングされた道が危険なのは事実。
グルービングには排水性や、
タイヤのグリップ力を向上させる機能があると言うが、
それは四輪車でのことではないか?
クルマとバイクではコーナリング(旋回)特性がまったく異なる。
速度の高低はどうあれ、
車体を傾けることで旋回するバイクにとって、
その状態でハンドルが取られるのは恐怖であり、
そういう路面加工は安全走行の意図的阻害に当たると思う。
せめて、グルービングされた路面は、
その数100m前から舗装の色を変えるとか、
もっと言うなら車線中央に未加工部分を作るなど、
できる工夫はあるはずだ。
「法定速度や路面に合わせた速度で走れば安全」
何が何でもそうおっしゃる方は、
いくら申し上げても無駄だと思うが(笑)