Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

圧勝という接戦

終わってみれば6点差。

 

今夜の日本代表はイタリアと対戦。

大谷が先発して先制。

5回に失点するも次の攻撃で追加点を奪い、

7回にもダメ押し。

 

と、文字にすれば危なげない闘いぶりと思えるが、

安打数は両チーム同じ8。

三振は日本が11。イタリアは9。

 

勝負を分けたのは与四死球(日本3、イタリア9)と、

それを絡めた安打のまとめ方とみて良いだろう。

 

「それを圧勝と呼ぶ」というのは容易いが、

2点を奪われた時の大谷はかなり息が上がっていたし、

ダルのキレの悪さは韓国戦と同様だった。

 

万全な選手はいないし、

楽に勝てる相手もいない。

 

そうした危機感を持っていたからこそ、

チャンスをモノにする集中力が生まれ、

結果的に大差の勝利になったように思う。

 

こうした闘いを制して勝ちを掴めたのは、

選手個々の実力はもちろん、

栗山監督をはじめとするコーチやスタッフが、

一丸となっているからだろうし、

そういうチームは闘うたびに強くなっていく。

 

それを確信させてもらった試合だった。