負けた。
コスタリカに0−1。
しかも、後半の終盤に、
左サイドから崩されての失点で。
東京五輪でのスペインにも同じ形でやられたよね。
つーか、94年のドーハでも左サイドからだったし。
ま、世界中のありとあらゆるフットボールの試合で、
得点の36.4%はサイドから起こると、
かのフットボールジャーナリストの杉山茂樹さんも言ってるがね。
だとしても、ドイツに勝った次節でか?
と、たった90分前の自分の決意を翻し(泣)
そうこうしているとTVの中で、
解説していた岡田武史さんがアナウンサーの質問に、
厳しい表情でピシャリと言った。
「次節は優勝経験国のスペインです。
かなり厳しい状況かと思われますが・・・」
「確かに負けましたし、悔しさはあります。
でもですよ、このW杯での対戦相手が決まってから今日まで、
2戦目を終えての1勝1敗が、
失態だと思う人ってどのくらいいましたかね?」
質問したアナウンサーが深々と頷く。
「たぶん多くの人は日本代表がドイツに負けて、
コスタリカには絶対に勝たねばと思っていた。
願望や夢はともかくそれが順当だと」
「はい。私自身がその通りでした」
「でも、ドイツに勝ってコスタリカに負けた。
どこに勝ってどこに負けるかはともかく、
戦績は多くのみなさんの予想通り1勝1敗です。
W杯でそんなに簡単に勝てるほどのチカラは、
まだ日本代表には無いです」
その通り。
これでスペイン戦はかなり厳しい。
だけど、これまでのW杯だって.
ずっと厳しい闘いの連続だったよ。
だからこそ、
スペインという極上に厳しい相手に勝ってほしい。
その強さを持った日本代表が観たい。
ただ、それだけだ。
ありがとう。
日本代表の選手とスタッフと、
現地で応援して下さったサポーターのみなさん。
次節のスペイン戦も北海道から声援を送るぞ!