「たそがれ優作」が好きだった。
昨秋のドラマでは一番好きだったんだなぁと、いま思う。
主演の北村有起哉さんは、
いくつかの作品を通じて、
いつからかその存在を認識し、
その後にお名前を知った。
それはボクがバイプレイヤーを好きになる時の、
典型的な流れだ。
本作の主人公である北見優作も、
まさにそんな俳優で。
さまざまな作品に出演し、
世間にも認知されつつあるが、
名優や人気俳優と騒がれるほどではない。
バイプレイヤーの見本のような俳優の姿を、
北村さんが好演されているのは、
失礼ながらかなりリアルで(笑)
坂井真紀さんをはじめとするレギュラー陣はもちろん、
1話ごとに変わるマドンナや、
優作とからむ出演者もまたクセ者俳優さん揃い。
日本を代表的する名脇役を集めたドラマ、
「バイプレイヤーズ」を成功させたテレ東らしい仕掛けで、
観ていると知らないうちにニヤけていたり。
エンディング曲のドレスコーズの「最低なともだち」も含め、
最初から最後まで楽しめる作品だった。
続編、やってくれないかなぁ。