「あなたはよくそう言っていた 終わりは始まり」
佐野元春は「グッドバイからはじめよう」で歌った。
「終わる事など あるのでしょうか」
ブルーハーツは「キスしてほしい」で歌った。
どちらの想いも分かる気がする。
その一方で終わりそのもの切なさは、
時に必要だと思うこともある。
「わたしが神様だったら こんな世界は作らなかった
愛という名のお守りは 結局からっぽだったんだ」
チャットモンチーは「世界が終わる夜に」で歌った。
「幸せな二人だけど
あなたも私もきっとこのままじゃどこにもいけないから
きっと泣くのは私の方だけど さよならするよ
だめね、私」
SHISHAMOは「夏の恋人」で歌った。
蒸し暑い夏の夜、
ベランダで缶ビールを飲みつつタバコを吸い、
出ることのない答えを探しながら名曲たちに酔う。
明日も暑くなりそうだ。