空港から部屋に戻り、荷解きもせず、
観たかったPVを大音量で楽しむ。
帰り道で買ったビールを一口飲んで。
見えているようで見えず、
見えないようで見える。
GRAPEVINEというバンドの在り方、というか、
人が抱え続ける確信と迷いを見事に描いたこの曲を、
そのまま映像化したようなPV。
「聴け 声無き声
風の音 雨の唄
聴こえないのはいつも
自分の鼓動だけ」
「見ろよ バカタレが
やっぱり疵は消えやしないんだ
始まりさ その未来も過去もそのまま そう見ろ
見ろ」
引用元:GRAPEVINE - その未来
なんと言うか、ほんとにその。
このバンドの形容し難い、
そして形容することに意味さえ無いスゴさに心が震える。