Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

番外編

今夜は道内同業者勉強会の会議。

本会でも役員会でもなく、検討委員会。

創立から14年目。

メンバー同士の繋がりが強く出席率は85%以上と高いが、

その反面、役割は固定化され研修内容もマンネリ化しつつある。

年齢やキャリアによって分会するか、内容を工夫して継続するか。

はたまた一度は解散して、

必要と思うメンバーがいれば別の会を立ち上げるか。

やり方はいくらでもある。

ただ、なんとなく存在させるのだけは避けなければ。

だって、そういう会では若手経営者や後継者のチカラにはならないと、

立ち上げたのがこの勉強会だし、

実際、ボクはそれによって救われた1人なので。

めんどくせぇ。

みんなからそう思われようと、そこだけは譲れない。

会議が終わったの食事会でも、そう話した。

「大丈夫ですよ。

    あなたがめんどくさいのは昔からなので、もう慣れましたから」

若手代表で参加したTMMTがみんなを笑わせる。

設立当時はメンバー内に3人だったが、

今や社長ではないメンバーが3人となった。

出会った時には28歳だったTMMTも 40歳を超え、

いつ社長になっても不思議じゃない。

会社や町での立場や役割が変わり、仕事を取り巻く環境も変わった。

だからこそ、変わらぬものをと願うのも分かる。

でも、大丈夫。

ボクたちの絆は変わらない。

だから、勇気を持って会は変えよう。

気づいたら2次会が終わり帰る時間になっていた。

「確かに、変わりませんね」

TMMTは笑って手を振った。