小野伸二、移籍。
5日に報せを目にしてから、意図的にこの話題を避けてきた。
モヤモヤが晴れない。
ちっちゃいと思う。情けないと思う。
でも、伸二がコンサを、北海道を離れるのは寂しくて辛い。
そのモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのが、
ラストマッチに足を運んだ多くのサポーターと伸二だった。
10日の札幌ドームには今季最多3万5531人が集まった。
伸二を送り出すためにそれだけのサポーターが集まり、
それに応えて伸二は言った。
「在籍したプロのチームで一番長くいた場所。
チームメート、クラブ、サポーターも北海道の土地柄の良さも感じた。
素敵な時間を皆と共有できたのはうれしかった」
言うまでもなく、伸二はすごい選手だ。
でも、それに負けず劣らずコンサもすごいチームだ。
北海道へ来て良かった。
伸二がコンサに来てくれた時、そう思った。
そして、いま、ボクは思っている。
北海道にコンサがあってくれて良かった、と。
ありがとう、伸二。
いってらっしゃい。