ケーキを頂いた。
朝のゴミ出しで近所のレストランのおかみさんとバッタリ。
世間話をしていたら、何かを思い出してお店へ。
で、戻ってきた手にはケーキの箱。
「残り物で悪いんだけど、まだ食べられるから」
戸惑うボクに彼女は言った。
「このゴミステーション、カラスがイタズラしなくて良いわね。
ホントありがと」
おかみさんのお店は業者での個別回収をしており、
ゴミステーションを使うのはごく稀。
さらにお店と住宅は別地域なのに、
ボクらの町内会に加盟してくれている。
気を使われてはかえって恐縮する。
「でもさ、ゴミ捨て場がお店の目の前でしょ。
今までカラスに散らかされてすごくヤダったのよ」
そのレストランへはたまに食べに行くが、
いつもデザートのケーキを選ぶのに迷う。
そのくらい、どれもうまい。
「3種類とも入れてあるから」
おかみさんにお礼を言いながら、
頭の中でどのコーヒー豆を淹れようか考え始めていた(笑)