井上尚弥選手のタイトルマッチが近づいて来た。
対するはボクシング界のスーパースター、ノニト・ドネア。
日本が誇る「モンスター」との怪物対決には、
世界が注目しているという。
両者共にオーソドックス・スタイル。
そして、右の大砲にも劣らない強烈な左フックと、
一瞬にして相手との距離を詰めカウンターを繰り出すスピード。
井上選手が「憧れている」と公言するだけあって、
2人のスタイルは驚くほど似ている。
「すでにピークを過ぎた」
最近のドネアについて良く言われる評価だし、
全盛期に比べればスピードは落ちたのだろう。
かと言って、井上選手の楽勝・圧勝は無いと見る。
でも、試合が長引くとも思えず(笑)
遅くとも5Rか6RまでにはKOとなるのではないか?
脂が乗りまくっているベビー・フェイス・モンスターと、
老獪さを身に付けたスーパースター。
バンタム世界最強を賭けた闘いで栄冠を手にするのは、
もちろん井上尚弥。
ただし!
井上選手が得意とするボディーブローからのアッパーを、
ドネアはカウンター・チャンスとして狙っているはず。
さらに、動体視力に優れる井上選手は、
相手との距離感を見切った時に、
ガードを下げたままのスウェーやパーリングを多用するが、
それも狙ってくるはず。
言うまでもなくデンジャラスな相手。
要注意だ。
憧れを含めてスーパースターをなぎ倒し、
新時代の到来を高らかに告げてほしい。
あぁ、考えているだけで身体にチカラが入る(笑)