「いやぁ、楽しかった」
無事宿に着いて部屋に入り、ビールで乾杯。
KYSが大きな声をあげた。
「どうだった? 久しぶりのタンデムは?」
「それがさ、驚くほど楽しかった」
嘘偽りのない印象。
KYSが丁寧に走ってくれたのも大きいが、
緊張していたのは最初の10kmほどで、
その後はただただ楽しかった。
「それは走っていても分かった。
高速に乗るちょっと前くらいから、
良い感じで力が抜けたよな」
バイクにもう一度乗ろうと決めてからずっと、
思っていたこと。
足元を流れるアスファルトを怖いと感じたら、
その時点で今回の旅を終えようと決めていた。
それがタンデムであっても、だ。
「あ、それ、分かる」
そんな話をしながら明日の打合せ的なこと。
「その時その時で判断だな」
以上、終わり(笑)
あれこれ決めたって天候や混雑などで一転するから。
何にしても無事で良かった。
ありがとう。