TORさんを巡る騒動は結局、
超大物の登場で強制的な手打ちとなった。
「せっかくのイベントだから。
みんなで楽しんで成功させよう」
アホンダラとTORさんとボクを呼び出し、
昼飯を食べつつ当たり障りのない世間話をし、
今回の揉め事には一切触れず。
イベントに係る近況を確認して、
最後の最後に超大物はボクに向かって言った。
「あれこれと忙しい思いをさせて申し訳ないけど、
これからもいろんな人を巻き込んでにぎやかに。
くれぐれも頼むな」
こうしたオチを「日本人的な曖昧さ」と、
嫌う向きもあろう。
だが、結果として、それで事がうまく進めば、
ボクは一向に構わない。
正しさや正義を中心に据え、
善と悪を切り分けるのは、ある意味たやすい。
だが、それで常に結果が伴うかと言えば、
ボクは「No」だと思う。
ま、ボクがやるべきことは同じだし(笑)