岡田将生という俳優が、とても好きだ。
滞りないハンサム。
スタイルも声も良い。
だが、エンターテイメントの世界には、
そういう「美形」はたくさんおられるし、
ボクにとっての以前の彼は、
そういう美形の中の1人に過ぎなかった。
でも、いつからか彼は、
彼ならではの魅力を見せてくれるようになった。
それを初めて認識したのが、
TVドラマ「不便な便利屋」だった。
ハンサムで才能豊かな脚本家。
しかも、それを自分でも認識し過剰評価しているキャラ。
でも、周囲の人々からはチョロい若造として扱われ、
それにキレてイキるのだが歯が立たず。
その見事な「負けっぷり」に魅入られた。
その後も「タリオ 復讐代行の2人」、
「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」、
「大豆田とわ子と三人の元夫」でコミカルなキャラを好演。
今は「ザ・トラベルナース」でボクを楽しませてくれている。
これまでは不器用で誠実なキャラを演じることが多かった、
中井貴一さんが腹黒さと影のある人物に扮しているのが興味深い。
さらに、ナレーションが遠藤憲一さん。
「不便な便利屋」の続編が観たくてしょうがないっす。