Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

気の早い戦前予想

写真:スポーツ報知

Sバンタム級での初戦でフルトンを撃破し、

WBCWBO王者となった井上尚弥選手。

 

年内にWBAIBF統一王者のタパレス選手と対戦し、

バンタム級に続いての4団体統一を狙うという。

 

8RでのTKOと井上にしては時間が掛かったが、

無敗でダウン経験ゼロの、

Sバンタム級最強と評されていたフルトンを終始圧倒。

その試合内容から、

4団体統一もほぼ確定との見方が強い。

 

確かに、打ち合いを好むタパレスは、

フルトンよりも与し易いと言えるかもしれない。

 

ただ、タパレスの柔軟性のある上半身の動きと、

そこからさまざまな角度で繰り出される、

アッパーとオーバーハンドフックに、

ボクは少なからず脅威を感じている。

 

「イノウエの弱点を知っている」

 

タパレス陣営はそう語っているし、

もちろん、タパレスが勝つ可能性はある。

 

いかに怪物といえど、

パンチを打つ時にガードはできないし、

相手との距離感に絶対的な自信を持つがゆえに、

井上はスウェーやスリッピングアウェーで、

パンチを交わすシーンが多い。

さらに、攻め時と判断すると、

被弾をいとわず撃ち合う傾向がある。

 

頭を低くして接近したタパレスに対して、

井上がパンチを放つ瞬間に、

試合が動く展開があるかもしれない。

 

ただ、井上も抜かりなく相手を研究するし、

見つけた弱点を試合において的確に攻める。

そうやってこれまでも難敵を打ち倒してきた。

 

井上が今までと変わらず努力を惜しまず、

試合直前での体調不良や故障がない限り、

4団体統一王者となるのだろなぁ・・・。

 

長々と書いた割に、

結局は我らがモンスター井上尚弥が勝つ姿しか、

想像できないのボクなのです(笑)