Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

夢心地

フットボール日本代表がドイツ代表を破った。

再び。

 

親善試合とはいえ、

今回のドイツ代表は超本気モード。

 

この試合がドイツ側からの強い要望で実現しており、

カタールW杯での敗戦が彼らにとって、

いかに屈辱的であったのかが分かる。

 

日本を本国に呼び寄せ、

サポーターの目の前で完膚なきまでに叩きのめし、

W杯での失態は油断と調整不足が原因だったと証明し、

ドイツ代表の尊厳とサポーターからの信頼を回復させ、

今後のチーム作りに勢いをつけようとの狙いが、

ひしひしと伝わってくるマッチメイクだった。

 

だが、日本代表はそんな目論見やプライドも含め、

再びドイツを撃破した。

しかも試合開始と同時に点を取り合う攻撃的な内容で、

4−1の完勝。

 

夢のようだ。

 

「日本代表のフットボールに世界が驚く。

 その瞬間が観たい」

 

1993年10月。

W杯初出場に王手をかけながら、

あと一歩及ばなかったあの時からずっと、

そう願い続けてきた。

 

その願いはカタールW杯で、ある意味、叶った。

ドイツとスペインに勝利した日本代表は、

大会を通して最大級の「驚き」を世界に与えた。

 

だが、それがそのまま日本代表の強さではないとの、

懐疑的な見方が大勢を占めていた。

日本代表の勝利とポテンシャルには驚きながらも、

それはグループステージで良く見られる、

強豪国ゆえの奢りと油断あっての結果で、

本戦であれば違った結果になっただろう、と。

 

今回の親善試合はドイツにとって、

それを証明するための闘いだった。

 

そんな超本気モードの強豪国を4-1で撃破。

マジで夢心地だわ(笑)

 

これからのボクの願いは、

「日本代表の強さを世界が認める」だ!

 

日本代表のみんなと、

それを支えた監督とスタッフに、

心から感謝したい。

 

ありがとうございます。