日本とパラグアイの代表戦をTVで観ていて、
何度もため息をついた。
4−2。
勝つには勝った。
無意味とは言わない。
でも、練習試合での最終確認と調整程度で、
それ以上の価値とか収穫はほぼ皆無。
「なぜ今ネガティブにならなければならないのか?」
スイスに敗れた後の会見で西野監督はそう答えた。
記者からの質問は「危機感を覚えるか?」だった。
言葉尻を捉えてあれこれ言うのはイヤだし、
敗戦直後でイラついていたのだろうとも思うが、
その受け答えにボクは、
今の日本代表が直面している「危機」を見たように思えた。
世界との闘いにおいては、日本代表は常に危機に直面している。
でも、ボクらは何一つあきらめてはいないし、
あきらめる必要も無い。
前W杯直前に、本田が似たようなことを言っていた。
それを聞いた時のことを思い出した。
そう。
本番はこれから。
何が起こるか誰も知らない。