初めての焙煎屋さんで買った三種類の最後は、マンデリン。
マンデリンはもちろんだが、トラジャやジャワなど、インドネシアは優良な豆の産地として知られている。お店の説明によると、日本に入ってくるコーヒー豆の中で、ブラジル、コロンビアに次いで第三位なのだとか。
インドネシアの豆が有名なのは知っていたが、日本でそんなに人気があるとは思わなかった。
このマンデリンは、その中でも優良産地ドロサングル地区のモノで、さらに大粒な豆だけを集めたらしい。 強い苦みと芳醇なコクに、フルーティーな甘みが特徴とのことで選んだ。
深煎りと書かれており、確かに三つの中では最も深い。が、ボクの感覚的には中煎りくらい(笑)
それがおいしいとかまずいとかではなく、ね。
産地によるものか、焙煎によるものかは不明だが、ボクがイメージするマンデリンとは、ちょっと違った感じ。
良く言えば上品。悪く言えば気取ってる(笑)
豆の産地やその品質はもちろんのことだが、焙煎によっても大きく印象が変わる。それがコーヒーのおもしろさであり、底知れぬ奥深さでもある。
新しい焙煎屋さんと新しい豆に出逢うたび、そう思う。