ボクにとっての花火は米軍開催されるの独立記念日のお祭り。
数千発の花火が打上げられるだけじゃなく、
地域のお祭では絶対に見られないような出店が立ち並び、
さまざまなイベントが開催された。
手を伸ばせば届く距離にありながら、
金網1枚で隔てられたそこは、海外。
戦後の復興と経済発展が落ち着いたとは言え、
そこには勝者と敗者の色合いがハッキリと残っていた。
それでも独立記念日だけは米軍関係者と地域が一緒になって、
夏祭りを楽しんだ。
だから、子どもの頃は7月4日が待ち遠しかった。
だから、と言うことではないかもしれないが、
ボクにとっての花火には、異国情緒が欠かせず。
「ザ・日本の祭り」では今ひとつ物足りない。
もう一度、行きたいなぁ。
あの頃の夏祭りへ。