今日から新年度。
会社の玄関へ続く土手にたんぽぽが咲いた。
まだ朝晩は10℃を下まわる日が続くが、
季節は確実に進んでいる。
会合の案内や会議資料がやたら届くのも、
この時期の特徴。
資料と日程を確認し、出欠を判断。
で、会議体は違えど事務局が同じものを選り分け、
直接届けることに。
その他の所用も済ませて会社へ戻ろうとすると、
1階のホールで声を掛けられた。
以前はレストランとして賑わっていたが、
コロナの影響でやむなく休業。
それがGWから少しずつ再開に向けて始動したのだと言う。
「まずはカンタンなものからとホットドッグ!
おいしいのでぜひ食べてみて下さい」
チリドッグを食べると子どもの頃を思い出す。
カッコつけやがってと思われそうだが、
ボクが育った町には大きな米軍キャンプがあり、
毎年7月4日の独立記念日に祭りが開催され、
一般市民もその日だけは自由に出入りできた。
そこではアメリカ的な屋台がいろいろ出ており、
なかでも安価で目新しいチリドッグをよく食べたのだ。
今日のチリドッグはふっくらしっとりとしたバンズに、
プリッとしてジューシーなソーセージで、
その当時の物とは比べようもなくうまい。
それでもボクは、
パサついたバンズと焼き過ぎたソーセージの、
あの頃のチリドッグが今でも大好きなのだから、
うまいまずいってのは不思議だな。