世界各国の現状はよく知らないが、
個人の特定や認証ってどこでもけっこう大変なんだろうな。
マイナンバーカードの申請手続きをしながら、
ふとそう思った。
免許証と健康保険証はどちらも常時携帯している。
だが、ここ数年、健康保険証は「×」なケースが多く、
ほぼ身分証明書としての役目を果たしていない。
顔写真付きではないというのが最大の理由らしいが、
であるなら、それで診察や治療が受けられてしまうのは、
どうなのかと思う(笑)
かと言って、パスポートを持ち歩くわけにもいかず、
となると、どこでも通用するのは免許証のみ。
運転に自信がなくなったからと返納した高齢者が、
いろんな場面で不便を感じると声を上げるもの頷けるし、
そのくらい個人の特定と認証が厳しくなっているのだろう。
金融機関での口座開設や携帯電話の購入はもちろん、
はてはW杯や人気アーティストの入場チェックまで。
実にさまざまな場面で個人認証が必要となる。
チケットや通帳で個人認証を、とまでは言わないが、
指紋や顔での認証機能付きのスマホと、
健康保険証の組み合わせはOKにしても良いのではと思うが。
だって、免許証もパスポートもマイナンバーカードも、
偽造する人たちは後をたたないのだから。