Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

楽しい宵

知人と久しぶりに会食した。

ボクが以前関わっていたボランティア活動を通じ、

知り合ったのが10年ほど前。

大の北海道ファンであり、同じ歳。

北海道への移住を夢見る彼女は、

ボクの移住経験を知りたがり、

よく食事などをするようになった。

「他の人はさ『ぜひに』って言ってくれるのに」

移住に関して否定的な事を言うボクに、

彼女はよく不満を漏らす。

「そりゃ、そうでしょ。

 だって、あなたの移住が成功しようが失敗しようが、

 みんなどーだって良いんだもん」

厳しい言い方だが、それが現実だ。

「私たちってもう定年が近い年齢でしょう。

 旦那とも『その後』をどうするか考えるんだよね」

お子さんがおられないからこそ、

選択肢が広がるかのように思えるのは分かる。

だが、それには、かなりの覚悟が必要だ。

「身もふたもないことばっか言わないで、

 少しは夢見させろ!」

「そういう接待をお望みなら、

 他の人に好きなだけおだててもらえ」

今夜も罵倒し合って別れた(笑)