ボクらの町で最も早いクリスマスパーティーは、
何事もなく無事に終わった。
準備と進行をしてくれた事務局員を、
2次会でねぎらうのがTORさんのいつもの流儀。
なので、ボクらも町のスナックへ。
「どーいうことですか?」
お店でひと息ついたところで、
TORさんにメッセージを送る。
「無事に終わったんだろ? 良かったね」
「そうじゃなくて。
欠席なんて聞いてませんでしたよ」
「あれ? 言ってなかった?
ま、いいじゃん」
やっぱりワザと言わなかったんだ。
先日の温泉宿泊付き会合をドタキャンしたことを、
根に持っているんだ。
「その店の代金はオレにツケて良いからね」
あぁ、ムカツク!