日本がGDPでドイツに抜かれ世界4位に転落。
そんなニュースがWebやTVや新聞を賑わしている。
いろんな方がいろんな解説をして下さるが、
GDPが何を指し示すのかよく分からんし、
それが世界の3位と4位でどう変わるのかも知らん。
それは解説されている方やその内容が悪いのではなく、
そもそもボクが経済というバケモノに、
まったく興味を持てないからだ。
かと言って、金なんて関係ないとか、
まったく思わない。
できれば札束の海に溺れ、仕事など一切せず、
バイクや音楽や映画や本などの趣味に興じたい。
でも、そんな財力は微塵も無ければ、
財を蓄えるための知識も無く、
また、そのための努力もしていないので、
働かざるを得ず。
どうせ働くのなら、
少しでも楽しい方が精神衛生上も良いし、
誰かのためになれた方がより楽しく働ける。
そう思って仕事をしている。
「幸せってなんだっけ?」
超有名お笑い芸人がCMで歌ったのは、
バブル景気が始まった1986年だった。
その当時JR山手線内側の土地価格で、
アメリカ全土が買える算出結果となるほど、
日本の土地価格は高騰。
1989年末には日経平均株価が、
史上最高となる¥38,957円44銭を記録。
日本全体が好景気に沸く一方、
10〜14歳の自死者数は戦後以来最多。
また全体の自死者総数でも1997年以前では戦後最多。
好景気と幸福感がイコールではないことが、
鮮明になった年でもある。
GDPは4位になったものの、
今年になって株価がジワジワと上昇。
1989年の史上最高値に近づいている。
方や2023年版の自殺対策白書によると、
22年の男性自死者は14,746人で13年ぶりの増加。
小中高生は514人で過去最多。
女性は7,135人で3年連続増加。
主要7カ国(G7)で日本の自殺率は最も高い。
幸せだと胸を張るのは照れ臭いが、
家族は今のところ元気で、友だちにも恵まれ、
住む家や食べるものに困ることは無い。
これからも札束の海に溺れることはないだろうけど(笑)