ファミリーマートが展開するオリジナルブランドの名称に、
女子高生たちが異論を唱えたところ、大炎上。
一般人はもちろん各界の著名人も多数コメントしている。
それを眺めて思う。
賛否のどちらも過剰反応なんじゃないかなぁ、と。
多くの女性が性的役割分担の固定化に、
理不尽さや嫌悪を感じるだろうことは理解できるし、
女子高校生が自分たちの将来像を描いて、
想像する不安や居心地の悪さみたいなものを、
少しでも解消したいと願い、問題提起するのは良いことだ。
そもそも「平等」や「公平」などは社会的に担保されるべきだし、
日本でも以前に比べれば意識は高まっていると思う。
その一方で、「不平等」や「不公平」を感じる人の割合って、
昔より高くなっているのでは、とさえ思う。
何をもって「平等」「公平」とするかの線引は、
立ち位置を変えると「不平等」や「不公平」に直結したりするので、
かなりやっかいなテーマだし、
議論は否応なしにヒートしてしまう。
事実、ファミマに対して異論を唱えた女子高校生らには、
かなり辛辣な批判が多数あり。
対して「女子高校生という弱者に」との意見もあるが、
「平等」「公平」を謳う以上、
年齢や性別や職業で擁護すること自体、
「不平等」や「不公平」ではと批判返しがあり・・・。
誰も巻き上がった炎を消す術を見つけられずにいるように思う。
で、ふと思う。
この問題提起が女子高校生を中心とした団体ではなく、
男子高校生が中心だったらどんな反応になったのか?
とても興味が湧くのだ。