松坂大輔が引退する。
彼が夏の甲子園を大いに沸かせた頃、
横浜に住んでいたこともあり、
プロ入り後も陰ながら応援して来た。
ライオンズを経てメジャーへ。
そして日本球界に復帰。
通算成績には人それぞれ評価があろうが、
ボクにとっては存在自体が価値を持つ稀有な選手だった。
そうした印象は彼が投げる球にも当てはまり、
特にストレートには球速を超えた球威を感じた。
練習ギライだの太りすぎだの、
昔に比べてフォームがどうのと言われようとも、
彼がワインドアップするだけで、
何かが起こるような気がしたものだ。
そして、彼の笑顔がとても好きだった。
おつかれさまでした。