仕事を終えて実家へ戻る前に、喫煙所で一服。
北海道では選挙の追い込みが活発化しており、
昼過ぎから夕方にかけて、
お願いの電話がいくつか入った。
それに比べると神奈川は静かに思える。
と言うか、人が暮らしているエリアが広大で、
出くわす機会が少ないだけか(笑)
先日、期日前投票をしたものの、
まったく興味をそそられず。
投票率の低さにはある種の危機感を覚えるが、
その理由こそがホントの危機だよな、と思う。
例えば、オーストラリアやシンガポールのように、
無投票に罰金を課して高い投票率を実現したとしても、
おそらく選挙結果に大きな影響は無く、
つまり、日本の政治や国のあり方が変わる予感がしない。
「投票しよう」との呼びかけは、
かなり昔から頻繁に耳にしているし、
投票しない人たちを暗に批判するニュアンスは、
今も根強く残っていると思う。
でも、「この人になら」と思える政治家の不在にこそが、
投票率の低さの理由ではないのか?
卵とニワトリの関係を思い浮かべながら、
夏の夜の涼しい風に吹かれていた。