Spiral-World

めくるめく世界での個人的な日記

オナジアナノ貉

北海道選出の参院議員、

長谷川岳さんの炎上が続いている。

 

それもネット民によるネット世論の炎上ではなく、

自治体からのリークをもとに、

道内メディアが追い込んでいる感じ。

 

どんだけヒンシュク買ってたのよ?と、

長谷川さんに呆れる反面、

北海道や札幌市の職員の、

一方的な被害者ヅラにも鼻白む。

 

長谷川さんの横柄で威圧的な態度を、

容認しようとはまったく思わないし、

その被害に合われた方々を一括りにする気もない。

 

そもそも、長谷川問題とこれから書くことは、

まったく関連が無いのかもしれない。

 

ただ、ボクは思う。

各官庁や道や市町村などの一部の職員にも、

長谷川さんと同じような仕事の仕方をする、

似た気質の人が相当数いる、と。

 

許認可権や巨額予算が絡む仕事を手掛けることで、

気分が大きくなり、

出入りの業者や団体に無理難題を押し付けていないか?

横柄な態度を取ったり、叱責したり、

急な呼び出しをしたことはないか?

もっと言うなら、過剰な接待を受ける者や、

天下りした者はいないか?

 

東日本大震災で物流が停止した際、

道の出先機関の担当者から、

納期が年度をまたぐならばすべてキャンセルだと、

一方的に通達されたことがある。

 

直接お会いしに行くも、

オウムのように「契約だから」の一点張り。

 

あまりにも融通がきかない対応に腹が立ち、

地元選出の議員に相談をしたところ、

すぐに一時保留となった。

 

ボクを窮地から救って下さった議員の方が、

その担当者とどのように話しをされたのかも、

担当者が言う「契約」とはいったい何だったのかも、

いまだに不明のままだが(笑)

 

さらに後日、全国各地での同様の事例を受け、

各業界団体のトップが声明を発表。

経産省総務省中小企業庁などに正式抗議し、

改善案が提示されるに至った。

 

繰り返すが、長谷川さんの今回の問題とこれは、

混同すべきではないかもしれない。

だが、官庁や自治体の職員も襟を正す時ではと、

ボクは思ってしまうのだ。