「からかい上手の高木さん」の7話でのこと。
主演のお2人の演技に思わず涙しながら、
ふと既視感を覚えた。
演出とか編集とかカメラワークとか、
そういうテクニカルな何かが似ていたのではなく、
2人の俳優が醸し出す空気感によって、
いつかのボクの心が揺さぶられたことを、
思い出したのだ。
思い浮かべたのは「拾われた男」第4話と、
「深夜食堂」の第11話「再び赤いウインナー」。
どちらも主演の男女が切情を吐露する場面があり、
それは恋愛モノが苦手なボクにあっても、
忘れられない名シーンとなっている。
月島琉衣さんと黒川想矢くんによる、
はかなくせつない演技もまた、
それにまったく引けを取らない素晴らしさ。
アラ還であることも忘れ、
中学生の恋の行方にマジ泣きしました(笑)