上沢はファイターズで活躍した後、
昨年オフにポスティングでのメジャー挑戦を表明するも、
結果的にはレイズとのマイナー契約にて渡米。
オープン戦では結果を残せず開幕メジャー入りを逃すと、
他球団との契約を模索。
これによりファイターズへのポスティング譲渡金は、
歴代最低額となる6,250ドル(約92万円)となった。
だが、3月下旬にレッドソックスに金銭トレードで移籍。
4月下旬にメジャー昇格。
初登板のジャイアンツ戦では2回を無安打無失点。
翌日のツインズ戦は2回2安打1失点と、
2試合で防御率2.25を記録するも再度マイナーへ降格。
その後マイナーで13試合に登板。
3勝3敗、防御率6.54。
7月の登板を最後に出場機会を与えられず、
2024年のオフの11月1日にFAとなった。
帰国後は国内復帰も視野に入れ、
ファイターズの施設などで練習を続けていたので、
淡い期待を抱いていたが、
トンビならぬ鷹にさらわれてしまった。
争奪戦でファイターズがどう動いたのか不明だし、
何よりルール上はまったく問題が無いので、
他人がどうこう言える話ではないのは百も承知だが、
ほぼ同様の方法で有原もホークスへ入団しており、
ファイターズファンとしては、正直モヤつく。
ただ、今だから言えるが、
有原と上沢のメジャー挑戦を心から応援しながらも、
活躍するのはかなり厳しいだろうと思っていた。
さらに、有原については、
国内復帰をしても復調できないのでは?と、
やっかみとかを抜きに心配していたが、
蓋を開けてみればホークスでの2シーズンで、
24勝の大活躍。
特に今シーズンは14勝で最多勝利投手となり、
ぶっちぎりでのリーグ優勝に貢献。
ファイターズとのクライマックスシリーズでも、
初戦に登板し勝利投手となった。
ファイターズが負けたのは悔しいが、
ファイターズで育った選手が活躍するのは、
やはりうれしく・・・。
どっちにしたってモヤるのだ(笑)
ホークスは来季も12球団屈指の戦力で、
ファイターズの前に立ちはだかるだろう。
その中で上沢や有原や近藤が大活躍し、
それでもファイターズが日本一となるのを、
今から楽しみにしている。
がんばれ、うわっち!