夜、行きつけのバーへ。
と、カウンターにTMT先輩・・・。
しかも、かわいい女の人と一緒・・・。
で、かなり酔ってる・・・。
これは良くないパターン。
それも、かなり。
かと言って、知らんぷりすることも、
踵を返して他の店へ行くこともできない。
ま、詰め将棋(泣)
案の定、さんざんディスりつつイジり、
女性の笑いを取るだけ取って、
盛り上がったところで帰った行った。
あぁ、ようやく静かになった。
安堵して飲んでいると背後から肩を叩かれた。
振り向くとYKO先輩。
「ずいぶんイヂメられてたな」
「気づいてたなら助けてくれればいいのに」
「変にかばうとアイツ余計にムキになるだろ?
ほっとくのが一番だと思ってさ」
確かに。それは言えてる。
TMT先輩とYKO先輩は同じ歳の幼馴染み。
それだけに友だちクセは良く知っている。
「お詫びにごちそうするから次の店に行こう」
誘われるままに付いて行くと、
その店にはTKD先輩とHRS先輩が・・・。
そうか。分かったよ。
今夜のボクは呪われているんだな。
そのようにして、
大切なFriday Nightは説教三昧で更けていった。