ラジカセが欲しくなった。
iPadで「村上RADIO」を聴きながら思った。
「ラジオ番組はラジオで聴くべき」
村上春樹さんはボクが想像していたより低い声で、
割ともっさりとした話し方をしていた。
音楽や走ることについて話す時には、
いくらか弾んだ声になるのが印象的だった。
特にルイ・アームストロングの名曲、
「What A Wonderful World」をカヴァーしたラモーンズを、
「このリズムでしか歌えないんじゃないかな」とコメントした時は、
思わず笑い声を上げてうなずいてしまった。
聴く前は怖くて。
聴き始めたら照れ臭く。
番組が終わる頃には名残惜しかった。