「悩んだところで・・・」
そう失笑されようとも、
この歌を聴くたびに考えずにはいられないのだ。
・フェスで大はしゃぎし、映画を観て大泣きする
・口ゲンカや怒鳴り合いをいとわない
・夢や希望を語り現実を忘れがち
・興味のあることにしか反応しない
・好きなのにどうしても「好き」と言えない
・基本的に無責任でバカ
以上のフラれ素養を兼ね備えたダメ男。
・いつも冷静沈着で余裕がある
・ケンカが非生産的だと知っている
・現実至上主義
・幅広い知識と正しさライセンスを持っている
・ためらわずに「好き」と言える
・基本的にすべてにおいてちゃんとしている
以上のスマートな素養を持つモテ男。
人としては間違いなく前者。
でも、どっちでありたいかと訊かれると、
やっぱ後者かなぁ（笑）
ただ、この歌の主人公の女性は、
前者のフラれ男を懐かしんでくれている。
「たとえフラれても、
元カノにそう想われる男でありたい」
女性目線での曲でありながら、
ダメ男の普遍的な心境を描いているように思う。
「いやいや。
どっちにしたってあんたはフラれ確定」
これまでの自らを顧みるまでもなく、
女性からそうなじられようとも、
この上なく浅はかで惨めな願望は変えられず。
そんなボクの情けなさはさておき、
これは名曲（笑）
泣けるわ。
