オーストラリアに逆転勝ちしたことで、
森保監督の更迭騒動はひとまず保留となったようだ。
それを見透かしたように元日本代表の本田圭佑が、
自身のツイッターでコメント。
「批判だけして飯食ってる人らが評価されて目立ってるけど、
大した代案も出さへんし、行動もしんなら、
ちょっと黙っといて~」
一見すると評論家へ向けての発言に思えるが、
「森保批判」に没頭する風潮への危機感も、
少なからず含まれているかなと思う。
競技を問わず有名なアスリートの多くは、
良くも悪くも注目され話題となってしまうのは必然で。
本田もそれを「批判」しているわけではなく。
目先の勝ち負けで一喜一憂するのではなく、
見守る覚悟を持たないか?との投げかけのように思う。
それも、今の状況を無条件に受け容れるのではなく、
適切な評価と判断をしようぜ、と。
いくらかはフットボールが好き程度のボクですら、
日本代表はとても特別で。
試合観戦では白熱するし、
相手がどこであれ負ければすごく悔しい。
つまり、日本代表の試合はいつも特別で、
数あるイベントの中の一つでは無い。
「大いにこの逆境を楽しめ」
敗れたサウジ戦の後に本田は、
日本代表メンバーに向けてそうコメントしている。
日本代表を牽引しW杯を経験したフットボーラーの言葉に、
ハッとさせられた。