よく閲覧するから表示される機会が増える。
それにつられてまた見てしまう。
で、ヤフーニュースでのバイク事故に対する、
かなりヒートした書き込みに虚しくなる。
ドライバーの方々はバイク乗りを、
ライダーはドライバーを、
互いにひと括りにして批判し合うケースが多い。
たぶん、そうした書き込みをされている方々の多くは、
常に安全運転を心がけていて、
横暴だったり乱暴な運転をする者に対して、
不快感を覚えているのだろう。
中でもドライバーの多くはバイクのすり抜けに、
恐怖と危険と不快感を示しており、
ライダーの多くはドライバーの注意力散漫に、
不信感を持っているように感じる。
ボクはバイクにもクルマにも乗るが、
上記のどちらにもうなずけてしまう。
で、自分がどちらを運転している時も、
誰かに怖い思いや不快感を与えてしまっているだろうと。
同時に、どちらを運転していても、
感心させられるケースも多々ある。
特に神奈川でクルマを運転していると、
ドライバーのマナーが昔に比べ、
すごく改善されているのを実感する。
多くの方が他者への目配りと心配りをしておられ、
駐車場から出る時や混んでいる道での右折時などは、
当たり前のように譲って下さる。
混雑したエリアでの運転経験が少ないボクには、
ホントにありがたい。
だが、もし、その時、
高速ですり抜けて来るバイクがいたら、
ボクが加害者になるのだと思うことがよくある。
で、大半の事故とは、実際にそういうものだろう。
ただ、多くのドライバーもライダーも、
「事故を起こしたくない」と強く思い、
自分なりに安全を担保しながら走っている。
それでも運転しているモノの特性や状況判断の違いから、
互いにその挙動に違和感や不快感を覚えることがあるし、
時には事故につながるケースも有る。
ライダーはひとたび事故に遭えば、
自らが重症化する可能性が高い。
ドライバーは逆に、
事故によって他者を重症化させる可能性が高い。
そして、渋滞した都心でも、
ほぼ単独の郊外でも、
高速でも低速でも、
事故が起きる時は起きてしまうのだ。
だからこそ、歩行者であれライダーであれドライバーであれ、
どの立場にあっても事故を起こさないこと、
事故に巻き込まれないことを最優先する。
それを忘れずにいることしか、
ボクにはできそうもない。