まだ何も起きてはいない。
でも、彼はきっと何かを起こしてくれる。
久保建英はそんな期待を抱かせる選手だ。
5日のトリニダード・トバゴ戦と9日のエルサルバドル戦に招集された、
久保(FC東京)と安部(鹿島)と大迫(広島)は、
それだけ大きな期待を背負っている。
「年齢に関係なく、チームのなかで存在感を発揮しています。
結果につながるプレーをしていることを評価してA代表に招集しました。
シンプルにそれだけです。彼らが勝ち取ったものです。
伸びしろがありますし、クラブでの成長はもちろんとして、
日本代表でさらに成長してもらいたいです」
森保監督はそう招集の理由を説明した。
先週買った最新号のNumberも、
そんなタイミングと期待を込めて久保を表紙に据えていた。
6月14日に開幕するコパ・アメリカに、
日本代表は若手メンバーで臨むことが予想される。
その中で初選出はMFの久保と安部、
GKの大迫、そしてDF中山(ズヴォレ)の4人。
来年の東京五輪と22年のW杯につながる活躍を、
ぜひとも見たい。