どちらが勝つにしても、
きっと良い試合になると思う。
世界ライトフライ級統一タイトルマッチが、
いよいよ迫ってきた。
アマチュア時代からのライバルである2人が、
ついに世界統一戦のリングで闘うのだから、
いやがうえにも盛り上がる。
寺地はプロ10戦目で世界王者となり、8度の防衛に成功。
昨年、矢吹に破れて記録は途絶えたが、
リダイレクトマッチで王座に返り咲いた。
20戦19勝で11KO。
京口はプロ8戦目で世界タイトルを獲得。
12戦目で2階級制覇に成功。16戦全勝で11KO。
鋭いジャブと独特なステップワークで主導権を掴み、
相手に長所を出させないクレバーさを持つ寺地。
接近戦もいとわない好戦的なスタイルで、
ボディ、アッパー、フックなどを織り交ぜた、
多彩なコンビネーションが魅力の京口。
「負け」を知り心機一転の寺地と、
未だ無敗で海外での試合にも臆さない京口。
アマ時代4度の対戦では、
寺地が3勝1敗で勝ち越しているものの、
海外でも勝ち切る強さを身につけた京口の逞しさが、
寺地のクレバーさを超えるように思う。
5〜7RにKOで京口が勝つとみた!
なんにしても楽しみだ。