「日曜なら空いてる。一緒に走ろう」
昨夜MWさんからの返信を受け、今日はボッチ散歩。
ホームコースを抜けていつもの駐車帯で一服してから、
ダム湖に掛かる橋が湖に沈みかけているのを見に行った。
これはダム湖の嵩上げによるもので、
2年ほど前から新しい橋の工事が始まり、
去年の秋には古い橋が使われなくなったように思う。
このダム湖には沈んだ橋がいくつかあり、
渇水期には湖面にその姿を見ることができる。
だが、ここまで新旧の橋が近いとなると、
さすがに撤去されるだろうな。
古い橋への中央付近へ歩いて行きたかったのだが、
現道からかなり回り込まなければならず、
バイクを止める場所も見つけられそうもなかったので、
離れた位置から写真を撮った。
もう少し沈んでいた方が画的には良いのだろうが、
現場で湖面すれすれの橋を見ると、
かなり非現実的な雰囲気で良かった。
そこから地元方面へ途中まで引き返し、
往路とは別のコースへ。
昨年もほぼ同じ時期に同じコースを走った際に、
切り立った渓谷に掛かる橋梁に、
ディーゼル機関車と貨車が佇んでいるのを見かけ、
この状態で保存されている産業遺産だと知った。
去年、橋の上で写真を取りながらあたりを見渡し、
なかなかに良い風景だったので、
今年は渓谷の下まで降り川沿いを走ろうと思っていたが、
どうやら通行止めのようで断念。
北海道ではダムに掛かる橋や鉄道などが、
そのままの姿で放置されているのをよく見かける。
エネルギー政策に翻弄された。
そう言ってしまえばそれまでだが、
何か他に使い方が無かったのかと思わずにいられない。
天気の良い土曜の昼に、
ふと思った。