GWツーリングで書ききれなかったこと、
そして、帰還後の経過などを、
いくつかピックアップして書く。
鳥海山の展望台駐車場で、
XJRについて2人の方から話し掛けてもらった。
お一人はほぼ同年代と思しき男性で、
初代のXJR1200に乗っておられたという。
「1200のデビューが1994年だから今年で30年。
でも、今こうやって見てもかっこいいと思う」
「デザインも良いですけど、
車重の割に走りは軽快なんですよね。
このXJRが初ヤマハなんですけど驚きました」
「そうそう。
パッと見はバカでかいけど、
キビキビ走れるから不思議」
そんな話をしてしばらく、
次は革ジャケ革パンの20代ライダーさんが、
「ボクもXJR1300です」と声を掛けてくれた。
「他にも良いバイクがいっぱいあるのに、
どうしてXJR1300にしたの?」
ボクが訊くと照れくさそうに言った。
「そもそもネイキッドが欲しかったんですけど、
その中でもXJRは安いしタマ数が多くて。
乗り続けることを考えると、
パーツも豊富だろうなって」
今回のGWは有給もプラスして11連休。
明日は青森からフェリーで北海道へ渡るという。
「道内はまだ雪が残ってますか?」
「市街地も峠もしっかりアスファルトが出てるよ。
ただ、冷えた朝晩の峠は凍結が心配かな。
あと、峠も市街地も路肩に砂がかなり溜まっているので、
気をつけて」
タイヤがけっこう減っていて怖いので、
道内での交換を検討しているとのこと。
ただ、事前に在庫と作業時間を確認したところ、
どこもかしこもすごく混んでいて、
店によってはタイヤの在庫が無いと言われたそうだ。
「全国的なチェーン系バイク屋さんだったので、
かなり驚きました」
「この時期は道内ライダーが一気に整備を始めるので、
やたら混むんだよね、
それに、道内では半年しか乗れないから、
お店もタイヤの在庫を抱えたくないのさ」
気をつけていれば道内はなんとかなりそうだが、
帰りの本州の高速で雨に降られるのが怖い。
「やっぱタイヤ交換してから走れば良かったなぁ」
お互いのバイクの調子や、
ボクが履いているミシュランROAD5の印象などの雑談をし、
互いの安全を願って別れた。
これまでXJR乗りに話し仕掛けられたことがなかったので、
1ヶ所で2人の方とお話しできたのは、
ちょっとした驚きであり、うれしかった。
ありがとうございました。